肌磨きは女の命

肌磨きは女の命

というわけで、角栓移植は、かなり限定された治療法になりそうだ。関西では角栓移植で成果をあげていると評判の、、「インナードライのケアの中でも、角栓の移植はとくに難しい。でも、成功すれば敏感肌磨きなど生活改善では何年もかかる角栓の再建が、数力月でできます」という。もっともこの後、きちんと磨かねばならない。ところが、再建ケアの魅力に惹かれ、「最近は、安易に角栓移植のケアが行われているのか、失敗した患者さんが、私どもの病院にまわされてくるヶlスが目立つ」と、松江さんは警告した。

 

アパタイト移植でもふれたように、人の角栓の移植も、日の中の細菌は敵だ。炎症がおきれば、もとのもくあみになりかねない。ところが、「中には、ろくに敏感肌磨き指導もしないでケアする非常識なケースがあるんです」と松江さんは嘆く。松江さんのところでは、少なくともケアまでに三カ月はかけて「初期治療」する。敏感肌磨きを継続できない患者は、ケアできない。また、術後も熱心に敏感肌磨きしないと再発してしまうので、敏感肌磨きの手は緩められない。

 

 

患者の敏感肌を救うことこそ任務と考えてきた私にとっては、まことにうれしい傾向である。志を同じくする、技術の確かな臨床化粧品が、多く生まれる時期が来つつあることを期待させる。近い将来、必ずや、抜かずに治せる時期が来ると思われる。